~「豊かな実を結ぶ」~    池山篤
        
        昔は種を蒔くとき、種を袋に入れて手でパラパラと蒔いていました。ですから、いろいろな場所に落ちて、実をつける種、枯れてしまい種、鳥に食べられてしまう種、多くを蒔けばその何パーセントは成長もできずに、無駄になってしまいます。
       しかし現代の農業では、トラクターで土を耕しながらトラクターが種を規則正しく順に蒔きながら進んでいきます。その収穫はひと昔前よりも、無駄なく豊作の収穫を得ることができます。
      イエス様は、「聞く耳のあるものは聞きなさい」とおっしゃいました。
      どうか、私たちを種蒔く者として、あなたの僕としてください。それは、時には無駄のなるときもあるでしょう。しかし、蒔き続けることが大切です。その中で、一粒でも実を付けることができれば、そこから30倍、60倍、100倍と豊かに実を結ぶということを信じたいと思います。