メッセージ

    ~「昔話」~    池山篤

誰でも小さな子供のころ、母親やおばあさんや肉親の人からよく聞き、そして、童話を読むなど、寝る前に読んでもらいながら眠ったことを思い出します。
昔話とは口伝承文芸の一つであります。その内容は、決まって最後に善人が勝って悪人は退治される法則になっています。昔話は地方では少し内容が変化していました。それは、民衆の生活の中から生まれ、口伝承されてきました。
桃太郎の物語では、おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に、ここでこれは差別だとか、桃太郎が鬼ヶ島に鬼退治に行き、金銀財宝を戦利品として持ち帰ったことで、鬼がかわいそうだ、鬼=悪と決めつけるな、略奪だ。といったように現代の昔話が変わってきています。
そして聖書を昔書かれた書物で男が書いた書物なので不平等だ、とかいう人もいます。聖書は昔話ではありません。神からの霊感によって書かれ、神からの預言の書物です。これは現代にも通じています。私たちは聖書を忠実にありのままに読むことが大切です。未来に向かって私たちは聖書から読み取ることが大切だと思います。イエス様は、わたしのためあなたのために救いをもたらしたのです。