メッセージ

  

~「見えるものではなく見えないものに目を注ぐ」~ 池山篤

私たち人間には五感があります。目、手、鼻、耳、口、それぞれの感覚ですべてのことを確認し認識して、そして行動します。でも、その五感以外にも感じることができるものがあります。肌、人の体を包んでいるものです。それは、風を感じます。暑さ寒さを感じます。
私たちの外なるものは朽ちていきます。私も62歳になり、最近とみに体力の衰えを実感し、この五感も一緒に衰えていくのを感じます。聖書には、私たちの内なるものは、日々新しくされていますと書かれています。老いることを悲観するのではなく、内なるものの充実が書かれています。内なるものは目には見えません。私たちは、見えないものに目を注ぐことが大切なのです。そこに恵みを感じましょう。