メッセージ

  

~本日のメッセージ「洗礼者ヨハネとイエス」~澁谷和美牧師
ルカによる福音書7章18節~35節

 ヨハネは救い主イエスの活動の前に彼を迎えるため、主の道を整え 人々を神との関係において立つべき位置を変える(悔い改める)働きを使命として、水でバプテスマを授けた。イエスもまたの宣教の始めに 彼からバプテスマを受けた。ヨハネはイエスが救い主であると知っていた。しかし、イエスの活動はヨハネにとって描く救い主の姿とは違っていた。
彼は弟子二人をおくって尋ねさせた。「来るべき方はあなたでしょうか。其れともほかの方を待たなければなりませんか。(19節)」 ヨハネの問いは彼の心の混乱を示している。イエスはヨハネの弟子たちに見聞きしたことを伝えよ、とだけ言った。
「わたしにつまずかない人は幸いである(23節)」
ヨハネはすでにつまずきかけているのである。彼ほどの人が である。
 一方でヨハネにもイエスにも真摯に向き合い理解しようとすることなく、批判し続ける者たちがいた。ファリサイ派と律法の専門家たちである。
「7:35 しかし、知恵の正しさは、それに従うすべての人によって証明される。」
「「知恵の正しさ」神の救いの計画の真実は、後に続く多くの人々によって証しされている。その恩恵を受けたわたしたちもまた愚直に証明し続けていくのである。